同棲生活、楽しいことも多いけど、意外と二人で決めなきゃいけないことがたくさんありますよね。
その中でも、毎日使う「お水」のこと、どうしようか悩んでいませんか?おしゃれで便利なウォーターサーバーは、新しい同棲生活で一度は気になるテーマだと思います。


この記事では、二人が契約で失敗しないために知っておくべき情報をギュッと詰め込みました。
二人にとって最高の選択をするためのヒントがきっと見つかるはずでしょう。ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね!
この記事のポイント
- 月々の費用や電気代の目安
- 2人暮らしでの水の消費量
- 解約理由と現実的な問題点
- 浄水型の衛生面での危険性
同棲のウォーターサーバー、契約前に知るべき注意点
みんなが解約するリアルな理由
ウォーターサーバーを一度は契約したものの、「やっぱりやめよう」と解約してしまう人がいます。同棲を始めて、せっかく便利な生活を夢見ていたのに、後悔するのは避けたいですよね。




特に同棲カップルの場合、お互いの生活リズムの違いから、予想通りに水を消費できないことも少なくありません。具体的に、どのような理由で解約に至るのか見ていきましょう。
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料金の問題
多くの人が直面するのが、月々のランニングコストです。お水代だけでなく、サーバーのレンタル料や電気代、メンテナンス費用がかかる場合があります。ある調査では、ウォーターサーバーの電気代は月に約800円~1,000円程度かかると言われています。ペットボトルの水と比較すると、毎月2,000円以上高くなるケースもあり、「値段がバカにならない」と感じて解約する人が多いのが実情です。 -
置き場所とボトルの問題
同棲生活を送る部屋のスペースは限られています。ウォーターサーバー本体は意外と大きく、さらに予備の水のボトルを保管する場所も必要になります。口コミでも「部屋が狭くなる」「置き場所に困る」という声は後を絶ちません。また、ボトル交換が重労働なのも見逃せないポイント。特に12Lボトルは女性一人で持ち上げて交換するのが大変で、負担に感じることがあります。 -
消費ペースと注文ノルマ
メーカーによっては、毎月決まった本数を注文しなければいけない「ノルマ」が設定されていることがあります。共働きで家を空ける時間が長かったり、旅行や出張が多かったりすると、水が余ってしまいボトルがどんどん溜まっていきます。配送を一時的に停止できるサービスもありますが、長期間止めると手数料がかかることも。この「使い切れないともったいない」というプレッシャーが、解約の引き金になることもあるでしょう。 -
契約期間の縛り
ウォーターサーバーの契約は、多くの場合2年や3年といった「最低契約期間」が設けられています。もし、この期間内に解約すると、数千円から1万円以上の解約金(違約金)を支払わなければなりません。転勤や引っ越しの可能性がある同棲カップルにとって、この「縛り」は大きなデメリットと言えるでしょう。
このように、ウォーターサーバーを解約する背景には、便利さだけではカバーしきれない現実的な悩みがあります。同棲を始める前に、二人のライフスタイルに本当に合っているのか、じっくり話し合うことが大切ですね。
水道水浄水型のデメリットと衛生面の危険性
水道水を補充して使う「浄水型ウォーターサーバー」は、お水が使い放題でボトルの受け取りも不要なため、同棲カップルにとって魅力的に見えます。
しかし、手軽さの裏には、自分たちで管理する手間と、衛生面での危険性という大きなデメリットが隠れています。
その理由は、浄水型サーバーの心臓部である「フィルター」の管理や、サーバー内部の清掃を定期的に自分たちで行う必要があるからです。
このメンテナンスを怠ってしまうと、せっかくの美味しい水が台無しになるだけでなく、健康を害するリスクも考えられます。
ここで、水道水浄水型の具体的なデメリットと危険性について、しっかりと確認しておきましょう。
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衛生管理の手間とリスク
水道水浄水型の最大の注意点は、衛生管理が自己責任になることです。日本の水道水は「塩素」という物質で殺菌されていて安全ですが、浄水フィルターはこの塩素まで取り除いてしまいます。
塩素がなくなった水は、殺菌効果を失い、雑菌が繁殖しやすくなることをご存知でしょうか。
【主なメンテナンス作業】
- フィルター交換:数ヶ月に一度、メーカーから送られてくるフィルターを自分で交換します。
これを忘れると浄水能力が落ち、水の味が悪くなる原因になります。
- 定期的な清掃:給水口や水の受け皿、タンク内部など、汚れが溜まりやすい場所はこまめな掃除が必須です。
これを怠ると、雑菌が繁殖し、健康に影響を与える危険性があります。
このように、浄水型ウォーターサーバーの清潔さを保つには、自分たちの努力が不可欠です。
同棲で忙しい毎日の中、この手間を負担に感じてしまう可能性も考慮しなければなりません。
- フィルター交換:数ヶ月に一度、メーカーから送られてくるフィルターを自分で交換します。
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機能面でのデメリット
便利な浄水型ですが、機能面で知っておくべき注意点も存在します。- 停電時に使えない可能性:多くのモデルは電気を使って水を冷却・加熱しているため、停電すると使えなくなる場合があります。
災害時の備蓄水としては、宅配水タイプの方が安心かもしれません。
- 水の味:ろ過しているとはいえ、元は水道水です。
「天然水」のような特定の産地の味やミネラル成分にこだわりたい方には、物足りなく感じる可能性があります。
- 停電時に使えない可能性:多くのモデルは電気を使って水を冷却・加熱しているため、停電すると使えなくなる場合があります。
このように、水道水浄水型ウォーターサーバーは経済的で便利な一方で、衛生管理という大きな責任が伴います。
導入を検討する際は、二人のライフスタイルの中で、本当にこまめなメンテナンスを続けられるか、しっかり話し合うことが重要でしょう。
同棲生活のウォーターサーバー、まず知りたい費用と量
2人暮らしでの1か月の水の消費量
ウォーターサーバーの契約で後悔しないための注意点をご理解いただいた上で、次に気になるのは費用に関わる「水の消費量」ですよね。




そこで、まずは自分たちの生活にどれくらいの水が必要になるか、具体的にイメージすることが大切になります。例えば、以下のようにライフスタイル別に考えてみると、消費量の目安が分かりやすくなります。
【ライフスタイル別・1か月の水の使用量と料金の目安】
ライフスタイル | 水の消費量(目安) | 月額料金(目安) | 主な使い方 |
---|---|---|---|
外食が多いカップル | 約24L(12L×2本) | 約4,000円~5,000円 | 飲み水が中心 |
自炊もする平均的なカップル | 約36L(12L×3本) | 約6,000円~7,000円 | 飲み水、料理 |
おうち時間が長いカップル (在宅ワークなど) |
48L以上(12L×4本~) | 8,000円~ | 飲み水、料理、お茶・コーヒーなど頻繁に利用 |
※料金は一般的なお水代とサーバーレンタル代、電気代(月800円~1,000円程度)を含んだ概算です。
表からも分かるように、自炊の頻度が高いほど水の消費量は増える傾向にあります。 お米を炊いたり、スープやお味噌汁を作ったりする際にウォーターサーバーのきれいな水を使うと、料理の味もぐっと良くなりますが、その分コストも上がるというわけです。
また、ウォーターサーバーを導入すると、いつでも手軽に美味しいお水が飲めるため、ジュースなどを買う回数が減り、結果的に健康的な生活につながるという声も多く聞かれます。これも、日々の水の消費量に影響を与えるポイントでしょう。
このように、2人暮らしでの水の消費量と費用は、一概には言えません。だからこそ、まずは「月24L」を一つの基準と考え、お二人の生活を具体的に想像しながらシミュレーションすることが、同棲でのウォーターサーバー選びを成功させるカギになりますね。
同棲でウォーターサーバーは待った!月額費用の落とし穴と後悔しない選び方:まとめ
Q&Aでまとめますね。
質問(Q);みんなが解約しちゃう一番の理由は何?
回答(A);思ったより費用がかさみ、置き場所に困るという現実的な問題です 。
質問(Q);水道水を使うタイプって、何か注意点はあるの?
回答(A);定期的な手入れが必須で、怠ると衛生的に危険な場合があります 。
質問(Q);二人暮らしだと、お水は月にどれくらい使うの?
回答(A);ライフスタイルによりますが、月24L〜48Lが一般的な目安ですよ 。
この記事では、二人での新しい生活におけるお水の問題について、様々な角度から見てきました。ただ「便利そう」というだけでなく、費用や置き場所、お手入れの手間といった現実的なポイントを考えることがとても大切ですよね。
結局のところ、一番大事なのは、お二人がしっかり話し合って、自分たちの生活にピッタリ合う方法を見つけることですよ。この記事でご紹介した消費量の目安などを参考に、自分たちの場合はどうかな?とシミュレーションしてみるのが、後悔しない選択への第一歩でしょう。
二人にとって快適で健やかな毎日のために、この記事がお役に立てたら嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!