毎日飲むお水だからこそ、おいしさや安全性、そして料金にもこだわりたいですよね。おうちのお水を「ウォーターサーバー」にするか、手軽な「ブリタ」にするか、比較して悩んでいませんか?


この記事では、どっちにもあるメリット・デメリットを整理します。料金や使いやすさはもちろん、「ブリタは体に悪い?」なんていう気になる安全性まで、あらゆる角度から徹底的に比較していきます。
この記事を読み終わる頃には、あなたの暮らしにピッタリ合う一台がきっと見つかるでしょう。さあ、一緒に最高の「お水ライフ」を見つけにいきましょう!
この記事のポイント
- 機能と手軽さの比較
- ブリタとサーバーの料金比較
- カートリッジ交換と衛生管理
- ブリタの安全性と正しい使い方
ウォーターサーバーとブリタの使いやすさを比較
ブリタと浄水型ウォーターサーバーどっちが便利?
ブリタと浄水型ウォーターサーバーのどちらが便利かは、あなたが「何を一番大切にするか」によって変わります。結論から言うと、とにかく手軽に始めたい、場所を取りたくないなら「ブリタ」、いつでもお湯や冷水を使いたい、給水の手間を減らしたいなら「浄水型ウォーターサーバー」がおすすめです。


この二つを比較すると、使い勝手に大きな違いがあるからです。例えば、ブリタはホームセンターなどですぐに購入でき、設置工事も不要です。冷蔵庫のドアポケットに入るスリムなモデルも多く、キッチンのスペースが限られているお家にはぴったりでしょう。
一方で、浄水型ウォーターサーバーの最大の魅力は、ボタン一つで冷水や温水がすぐに出てくる点です。これはブリタにはない機能ですよね。赤ちゃんのミルク作りや、朝のコーヒー、カップ麺を作るときなど、お湯を沸かす手間が省けて、家事の時短に繋がります。
両者の便利な点を、分かりやすく表で比較してみましょう。
比較ポイント | ブリタ(ポット型) | 浄水型ウォーターサーバー |
---|---|---|
機能 | 常温水(冷蔵庫で冷やすことは可能) | 冷水・温水・常温水がすぐ使える |
手間 | 都度、水道水を補充する必要がある。 ろ過に時間がかかる(1Lで約5分)。 |
給水タンクが大容量(または水道直結)で補充の手間が少ない。 |
設置 | 工事不要で場所を取らない。 | ある程度の設置スペースが必要。 |
このように、ブリタは導入の手軽さが魅力ですが、お湯を使いたい時や一度にたくさんの水を使いたい時には、少し不便に感じるかもしれません。実際に大容量モデルの「フロー」でも、約4リットルの水をろ過するのに16分30秒かかったというレビューもあります。
その点、浄水型ウォーターサーバーの「ハミングウォーター」は、給水タンクが4リットルと大きく、ろ過を待つストレスがありません。さらに、「ウォータースタンド」のような水道直結型を選べば、給水する手間が完全になくなります。
どちらを選ぶか迷ったら、まずはお試し感覚で始められるブリタを使ってみて、もし「お湯も使いたい」「給水が面倒」と感じるようであれば、ウォーターサーバーへの乗り換えを検討するのが良い方法かもしれませんね。
ブリタのカートリッジ交換時期はいつ?
ブリタのカートリッジ交換時期は、公式に「4週間に1回」が目安とされています。
これは、カートリッジの中にある「ろ材」の性能を保つためにとても重要です。
その理由は、カートリッジが水道水に含まれる塩素や不純物を除去する能力には限界があるからです。
「ろ材」の主成分である活性炭(ヤシ殻から作られた炭)などが、使い続けるうちに効果が弱まってしまいます。
もし交換しないままだと、水の味が落ちるだけでなく、除去された塩素の消毒効果がなくなるため、雑菌が繁殖しやすくなる可能性も指摘されています。
具体的には、人気の「マクストラプロ」カートリッジの場合、交換目安は以下の通りです。
- 期間の目安:4週間に1回
- ろ過水量の目安:150L(1個あたり)
1日あたりに換算すると約5.3Lとなり、家族4人分の飲み水を十分にまかなえる量ですね。
「でも、交換時期を忘れてしまいそう…」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
多くのブリタ製品には、フタの部分に交換時期を知らせてくれる液晶のメモやタイマーが付いています。
これなら、うっかり交換を忘れることを防げます。
ちなみに、交換用のカートリッジはまとめ買いがお得です。
例えば、ブリタ公式サイトでは、訳あり品のカートリッジ8個セットが6,780円(税込、2023/9/17時点)で販売されており、1個あたり約848円とコストを抑えることができます。
ただし、注意点もあります。
前述の通り、塩素が除去された水は衛生管理が大切です。
ポット本体も週に1回は分解して洗うようにしましょう。
実際に、長期間洗わずにいたらピンクカビが発生してゾッとした、という体験談もあります。
カートリッジを正しく交換し、本体を清潔に保つことで、いつでも安心しておいしい水を楽しめるのです。
ウォーターサーバーとブリタの料金と安全性を比較
ブリタはミネラルウォーターより安くて節約になる?
はい、結論からお伝えすると、ブリタはミネラルウォーターを買い続けるよりも大幅に安くなり、かなりの節約効果が期待できます。 水をたくさん使うご家庭ほど、その差は大きくなるでしょう。
なぜなら、ブリタのコストは「本体購入費」と「カートリッジ代」、そしてごくわずかな「水道代」だけだからです。一方で、ミネラルウォーターは飲むたびに購入費用がかかります。1本あたりは安くても、毎日となると出費は積み重なっていきますよね。
実際に、どれくらいコストが違うのか比較してみましょう。


比較対象 | 1Lあたりの費用目安 | 備考 |
---|---|---|
ブリタ | 約7円 | 水道代+カートリッジ代。使い方次第でさらに安く。 |
ミネラルウォーター | 約35円~100円 | 2Lペットボトルが70円~200円の場合。 |
ウォーターサーバー | 約125円以上 | 水代+電気代やサーバーレンタル代がかかる場合も。 |
このように、ブリタのコストパフォーマンスは非常に高いことが分かります。ある家庭では、ウォーターサーバーからブリタのタンク型浄水器「フロー」に乗り換えたところ、年間の費用が約18倍も安くなったという驚きの声もありました。
そして、最大のメリットは「値段を気にせず、気兼ねなく水を使える」ことです。飲み水はもちろん、お米を炊いたり、料理に使ったりと、毎日たくさんの水を使ってもお財布を気にする必要がありません。これは、ウォーターサーバーやペットボトルで節約を意識していた方にとっては、大きなストレスからの解放に繋がります。
もちろん、最初に本体代(数千円程度)はかかりますが、長い目で見ればあっという間に元が取れる計算です。賢く節約しながらおいしい水を楽しみたいなら、ブリタは非常に優れた選択肢と言えます。
ブリタは体に悪い?安全性と衛生管理の注意点
「こんなに安いと、逆に安全性は大丈夫?」と心配になる方もいるかもしれませんね。
ご安心ください。
結論として、ブリタは正しい使い方をすれば体に悪影響はなく、むしろ水道水をより安全でおいしい水にしてくれるアイテムです。
その理由は、ブリタのカートリッジが非常に高性能だからです。
日本の浄水器には、除去できる物質の種類を定めたJIS S3201という厳しい規格がありますが、ブリタはこの基準をクリアしています。
具体的には、水道水に含まれる以下のような物質を除去してくれます。
- 残留塩素(カルキ):水道水の独特のにおいの元。
- 総トリハロメタン:体に影響を与えるとされる化学物質。
- 溶解性鉛:古い水道管から溶け出す可能性がある物質。
- かび臭(2-MIB)など、合計12種類以上の物質。
さらに、最近ニュースで話題になっている有害物質「PFAS(有機フッ素化合物)」についても、ブリタの特定のカートリッジは、第三者機関の試験で80%以上除去できることが確認済みです。
一方で、体に必要なカルシウムやマグネシウムといったミネラル分はきちんと残してくれるので、味がまろやかになります。
ただし、安全に使い続けるためには、絶対に守らなければならない衛生管理の注意点があります。
それは、ブリタが水を美味しくするために除去する「塩素(カルキ)」が、本来は水の雑菌の繁殖を防ぐ消毒の役割も担っているからです。
つまり、塩素がなくなったろ過後の水は、そのままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなるのです。
そこで、以下の2点を必ず守りましょう。
- ろ過した水は、その日のうちに飲み切る(24時間以内が目安)。
- ポット本体は、週に1回は分解してきれいに洗う。
実際に、お手入れを怠ったために「ピンクカビが発生してゾッとした」という体験談もあります。
カートリッジを定期的に交換し、ポットを清潔に保つという2つのルールを守ることが、ブリタを安全に使うための大切な約束です。
ウォーターサーバーとブリタを比較!年間コスト18倍の差は本当?:まとめ
Q&Aでまとめますね。
質問(Q):結局、ブリタとウォーターサーバーはどっちが便利なの?
回答(A):手軽さと省スペースを重視するならブリタ、お湯などの機能性を求めるならウォーターサーバーが便利です。
質問(Q):コストパフォーマンスで比較すると、どちらがお得ですか?
回答(A):ミネラルウォーターを買い続けるより、ブリタの方が圧倒的に安く、大きな節約効果が期待できますよ。
質問(Q):ブリタのカートリッジは、どのくらいの頻度で交換が必要ですか?
回答(A):公式では4週間に1回が交換の目安とされており、本体のタイマー機能で交換時期を忘れるのを防げます。
質問(Q):安いのは嬉しいけど、ブリタの安全性は本当に大丈夫なのでしょうか?
回答(A):はい、正しく使えば安全ですが、ろ過した水は雑菌が繁殖しやすいため、こまめな洗浄など衛生管理が必須です。
結局、どちらかが絶対的に優れている!とは言えないのが、この二つの難しいところですよね。お湯がすぐ使える便利さを取るか、場所を取らない手軽さと圧倒的なコストの安さを取るか。本当に悩ましい問題です。
でも、この記事で比較したポイントを参考に、あなたの生活で「これだけは譲れない!」というポイントを一つ決めると、答えはグッと見つけやすくなりますね。「掃除は苦手だから、衛生管理が簡単な方がいいな…」とか、「やっぱり料理にも気兼ねなく使いたいから安さが一番!」とか。
この記事が、あなたの毎日の「お水ライフ」をより良くするキッカケになったなら、とても嬉しいですよ。ぜひ、あなたにピッタリの一台を見つけてくださいでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。