こんにちは！スーパーで買った重たいペットボトルの水をヒーヒー言いながら運ぶたび、「ウォーターサーバーがあったら楽なのかな…」って、つい考えちゃいますよね。
でも、いざ検討してみると「ウォーターサーバーって、実際のところ本当に得なのか？」という大きな疑問にぶつかります。
この記事では、そんなあなたのモヤモヤをスッキリ解決します！
まずは、誰もが気になるペットボトルとの正直なコスト比較からスタート。その上で、意外と見落としがちな電気代や、契約期間の縛り、解約金といった注意点まで、しっかり掘り下げていきます。
この記事を読み終える頃には、「私の生活にはどっちが合ってる？」という問いに、自信を持って答えられるようになっているはずですね。さあ、あなたにとって一番「得する」選択肢を一緒に見つけていきましょう！
この記事のポイント
- コストはペットボトルが安い
- 利便性はサーバーが優れる
- 置き場所や注文ノルマの課題
- 契約期間と高い解約金
ウォーターサーバーが得なのかお水を買うのと比較
コストは結局どちらが得なの？
ウォーターサーバーとペットボトルの水、どちらがお得になるのか、一番気になるところですよね。
結論から言うと、単純にお水だけの値段でくらべると、ペットボトルを買う方が安くなることが多いです。
実際にどれくらい違うのか、具体的な数字で見てみましょう。
ある調査では、1ヶ月に24Lのお水を使うと仮定した場合、ウォーターサーバーの月額コストが約4,578円なのに対し、ペットボトル（2L×12本）は約2,564円と、毎月2,000円以上の差が出るという結果もあります。
下の表で、かかるコストの違いをまとめてみました。
| 費用項目 | ウォーターサーバー | ペットボトル |
|---|---|---|
| お水代 | やや高め | 安め |
| 電気代 | 月々約400円～1,000円 | かからない |
| サーバーレンタル料 | 月々約500円～1,000円 or 無料 | かからない |
| 配送料 | ほぼ無料（一部地域除く） | ほぼ無料（一部地域除く） |
| その他 | 違約金、メンテナンス料など | なし |
このように、ウォーターサーバーにはお水以外にも電気代やレンタル料といった費用がプラスされることを知っておく必要があります。
コストを一番に考えるなら、ペットボトルの水を選ぶのがお得と言えるでしょう。
毎日の利便性をくらべてみた
コスト面ではペットボトルがお得でしたが、「毎日の生活の楽さ」という点ではどうでしょうか。
この利便性でくらべると、ウォーターサーバーの方が圧倒的に便利だと言えます。
お金には代えられない価値を感じる人が多いのも事実でしょう。
その一番の理由は、いつでもすぐにお湯と冷たいお水が使えることです。
お湯を沸かす手間や、冷蔵庫で冷やす時間がなくなるので、忙しい朝にコーヒーを淹れたり、疲れて帰ってきた夜にカップ麺を作ったりするのが本当に楽になります。
特に、赤ちゃんのミルクを作る時には、温度調整されたお湯がすぐに出るので、とても助かりますよね。
また、重たいお水を買いに行く手間がなくなるのも大きなメリットです。
スーパーで2Lのペットボトルを数本買うだけでも、かなりの重さになります。
これを家まで運ぶのは、特に子育て中のママさんや高齢の方にとっては大変な作業です。
ウォーターサーバーなら、お水を自宅の玄関先まで届けてくれるので、その苦労から解放されます。
毎日の生活でどちらが便利か、ポイントをまとめてみました。
- お湯・冷水の準備
- ウォーターサーバー: すぐに使える
- ペットボトル: 沸かしたり冷やしたりする手間がかかる
- 買い物
- ウォーターサーバー: 自宅に届くので手間いらず
- ペットボトル: 重くて運ぶのが大変
- ゴミ処理
- ウォーターサーバー: ボトルが小さく潰せる、または回収されるのでゴミが少ない
- ペットボトル: 空きボトルがかさばり、捨てるのが面倒
- 保管場所
- ウォーターサーバー: サーバー本体と予備ボトルの場所が必要
- ペットボトル: 冷蔵庫や部屋のスペースを圧迫する
このように考えると、月々の費用は少し高くなっても、その分の時間や労力を節約できるのがウォーターサーバーの魅力です。
この手軽さは、一度体験すると手放せなくなるかもしれませんね。
ペットボトルの水と何が違う？
ウォーターサーバーとペットボトルの水は、コストや便利さ以外にも、実は「お水の種類」や「災害時の役割」といった点で大きな違いがあります。
まず、飲めるお水の種類が異なります。
ウォーターサーバーのお水は、主に2種類あります。
一つは、富士山など特定の水源から採水したミネラル豊富な「天然水」。
もう一つは、「RO水（アールオーすい）」と呼ばれるものです。
これは、RO膜（※）という特殊なフィルターで、水道水や天然水から不純物を徹底的に取り除いた、とてもピュアなお水です。
安全性が高いので、赤ちゃんのミルク作りにも安心して使えます。
一方、ペットボトルは、スーパーや通販でいろいろな産地の天然水やブランド水を手軽に選べる自由さがあります。
次に、災害への備えという点も重要です。
ウォーターサーバーは、定期的にお水が自宅に届くので、意識しなくても災害用の備蓄水になります。
普段使いしながら新しいボトルと入れ替えていく「ローリングストック（※）」が自然にできるので、いざという時に「飲む水がない！」と焦ることがありません。
しかし、ペットボトルは、災害が起こるとお店から一斉になくなり、手に入れるのが非常に難しくなる可能性があります。
備蓄のためには、普段から多めに買って、賞味期限を管理しながら保管しておく必要がありますね。
最後に、衛生面での注意点です。
ウォーターサーバーのお水は、メーカーによって厳しく品質管理されていますが、サーバー本体は定期的な掃除が必要です。
特に注ぎ口や水受け皿は汚れやすいため、清潔に保つ意識が大切になります。
ペットボトルは手軽ですが、一度開封すると雑菌が繁殖しやすくなるため、冷蔵庫で保管し、早めに飲み切ることが推奨されています。
このように、どちらが良い・悪いということではなく、それぞれに特徴があります。
あなたがお水に何を求めるかによって、最適な選択は変わってくるでしょう。
※RO膜（アールオーまく）とは？
逆浸透膜とも呼ばれる、とても目の細かいフィルターのこと。水分子以外の不純物（ミネラル、ウイルス、化学物質など）をほとんど取り除くことができます。
※ローリングストックとは？
普段から少し多めに食料や飲料を買っておき、使った分だけ新しく買い足すことで、常に一定量の備蓄を保っておく方法です。賞味期限切れを防ぎながら、無理なく災害に備えられます。
ウォーターサーバーは本当に得？契約前に知る注意点
知っておきたいデメリットと注意点
ウォーターサーバーはとても便利なものですが、契約してから「こんなはずじゃなかった！」と後悔しないために、知っておきたいデメリットや注意点があります。
主に、「置き場所」「ボトルの交換」「注文のルール」の3つのポイントで、利用者が負担に感じやすいようです。
まず、ウォーターサーバーを置くスペースの問題です。
サーバー本体だけでなく、予備のお水のボトルを保管しておく場所も必要になります。ワンルームのお部屋などでは、思ったより場所を取って圧迫感を感じるかもしれません。また、サーバーは熱を逃がすために、壁から10cm〜15cmほど離して置く必要があるので、置ける場所は意外と限られてきます。
次に、お水ボトルの交換や管理の手間です。
お水のボトルは1本12Lのものが多く、重さにすると約12kgにもなります。これを持ち上げてサーバーにセットするのは、特に女性や高齢の方にはかなりの重労働に感じるでしょう。この負担を減らすためには、ボトルを足元で交換できる「下置きタイプ」のサーバーを選ぶのがおすすめです。
最後に、お水の注文ノルマです。
多くのメーカーでは「1ヶ月にボトル2本以上」のように、毎月注文しなければならない最低本数、いわゆる「注文ノルマ」が決まっています。お水をあまり使わないご家庭だと、お水が使いきれずにボトルがどんどん部屋に溜まってしまう…なんてことも。注文をお休み（スキップ）することもできますが、その場合、800円〜1,000円程度の手数料がかかることがあるので注意が必要ですね。
| デメリット・注意点 | どんなこと？ | 対策はある？ |
|---|---|---|
| 置き場所の問題 | 本体と予備ボトルのスペースが必要 | スリムな卓上タイプを選ぶ |
| ボトル交換の手間 | 12kgのボトルを持ち上げるのが大変 | ボトルを足元で交換できるタイプを選ぶ、軽量ボトル（7Lなど）を選ぶ |
| 注文ノルマ | お水が余っても注文が必要な場合がある | ノルマのないメーカーを選ぶ、配送をお休みできるか確認する |
これらのポイントを契約前にしっかり確認しておくことが、ウォーターサーバー生活を快適に送るためのカギとなります。
衛生面はだいじょうぶ？
毎日飲むお水だからこそ、「サーバーの中って清潔なの？」という衛生面の疑問はとても大切です。
結論から言うと、メーカーは安全なお水を提供していますが、サーバーを衛生的に使い続けるためには、利用者自身による簡単なお手入れが欠かせません。
その理由は、ウォーターサーバーの注ぎ口（コック）や水受け皿、ボトルの差込口などは、どうしてもホコリや水滴が付きやすく、そのままにしておくと雑菌が繁殖しやすい場所だからです。
| お手入れしたい場所 | なぜ？ | いつやるの？ |
|---|---|---|
| 注ぎ口・水受け皿 | 汚れや水が溜まりやすい | 週に1回程度 |
| ボトル差込口 | ボトル交換時に水滴がつきやすい | ボトル交換のたび |
| サーバーの背面 | ホコリが溜まりやすい | 月に1回程度 |
このようなセルフメンテナンスは、清潔な布やアルコールなどでサッと拭くだけの簡単な作業です。
これを怠ってしまうと、せっかくの美味しいお水が不衛生になってしまう可能性があります。
もちろん、メーカー側も衛生面には力を入れています。
最近のウォーターサーバーの多くは、内部を自動でキレイにしてくれる「自動クリーン機能」を搭載しています。
これは、サーバー内部にUVランプを照射するなどして、雑菌の繁殖を自動で防いでくれるとても心強い機能でしょう。
さらに、メーカーによっては年に1回、専門のスタッフが訪問してメンテナンスしてくれたり、サーバー本体を丸ごと交換してくれたりするサービスもあります。
衛生面が特に気になる方は、こうしたサポートが手厚いメーカーを選ぶとより安心ですね。
契約と解約理由から見る問題点
ウォーターサーバーを使い始める時に、一番注意して見てほしいのが「契約期間の縛り」と、もし途中でやめた場合の「解約金」についてです。
なぜなら、これを知らないまま契約してしまうと、いざ「やっぱりやめたい」と思った時に、高額な費用を請求されてトラブルになるケースが少なくないからです。
多くのウォーターサーバーには、「最低でも2年間は使ってくださいね」といった「最低利用期間」が定められています。
もし、この期間が終わる前に解約すると、ペナルティとして解約金（違約金やサーバー引取手数料とも呼ばれます）を支払わなければなりません。
金額はメーカーによって様々ですが、高いものだと15,000円から20,000円ほどかかることもあります。
実際に「ウォーターサーバーをやめた」という人の理由を見てみると、「思ったよりお金がかかった」「お水が飲みきれなくて余る」「サーバーが邪魔になった」といった、契約前に確認できたはずのデメリットがほとんどです。
つまり、契約時に以下のポイントをしっかりチェックしておけば、「こんなはずじゃなかった」という後悔は防げる可能性が高いのです。
- 契約期間は何年か？
- 途中でやめたら解約金はいくらかかるか？
- 毎月の注文ノルマはあるか？
- お水が余った時、手数料なしで配送を休めるか？
契約書は小さい文字で読むのが大変かもしれませんが、後でがっかりしないためにも、この「解約」に関するルールだけは、ご自身の目でしっかりと確認しておきましょう。
【知らないと損】ウォーターサーバーは得なのか？月2000円の差を大解剖！：まとめ
Q&Aでまとめますね。
質問（Q）；費用を一番に考えるなら、どちらが良いですか？
回答（A）；月々にかかる総コストでは、ペットボトルを選ぶ方が安くすむことが多いです。
質問（Q）；生活の便利さで選ぶなら、どちらがおすすめですか？
回答（A）；お湯がすぐに使えて重い水を運ぶ手間がなくなるウォーターサーバーが圧倒的ですよ。
質問（Q）；契約する時に、一番気を付けるべきことは何ですか？
回答（A）；最低利用期間と、期間内にやめてしまった時の高額な解約金です。
質問（Q）；衛生面で、自分でやるべきお手入れはありますか？
回答（A）；はい、注ぎ口や水受け皿など、誰でもできる簡単なお掃除が清潔さを保つ鍵になります。
この記事では、お水の選択肢について、コストや利便性、そして見落としがちな注意点まで詳しく見てきました。
結局のところ、どちらかが「絶対に良い」ということはなく、あなたの生活で何を一番大切にするかで答えは変わってくるんですよね。
毎日の手間を少しでも減らして、時間を有効に使いたいと考えるなら、ウォーターサーバーは最高のパートナーになるでしょう。逆に、コツコツ節約することが最優先！という方なら、ペットボトルが合っているかもしれませんね。この記事が、あなたにとってベストな選択をするための、良い判断材料になっていれば嬉しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
