「乾燥わかめに栄養はないの?」と思ったことはありませんか?実際に調べてみたら驚きの事実がわかりました!
スーパーなどで売っているわかめにはいろいろな種類があり、それぞれの種類によって栄養が多少異なります。ここでは各種類のわかめについての栄養情報を説明します。
この記事のポイント
- 乾燥わかめにも栄養がある
- わかめの種類(生わかめ、塩蔵わかめ、乾燥わかめ)
- 各種類の栄養価の違い
- 乾燥わかめを摂取する際の注意点
わかめの種類と特徴
- 生わかめ: 3月~5月の旬でしか食べられず、湯通ししてから冷蔵保存で3日以内に食べきる必要があります。
- 塩蔵わかめ: 生わかめを塩漬けにして日持ちさせたもので、冷蔵で3~6か月保存可能です。
- 乾燥わかめ: 生わかめや塩蔵わかめを乾燥させたもので、種類がいろいろあります。カットわかめ、素干しわかめ、板わかめ、灰干しわかめなどがあり、6~12か月保存できます。
わかめの主な栄養素
栄養素 | 生わかめ | 乾燥わかめ | 塩蔵わかめ |
---|---|---|---|
エネルギー | 5kcal | 4kcal | 3kcal |
たんぱく質 | 0.6g | 0.5g | 0.5g |
脂質 | 0.1g | 0.1g | 0.1g |
炭水化物 | 1.7g | 1.3g | 1.0g |
食物繊維 | 1.1g | 1.1g | 0.9g |
カルシウム | 30mg | 25mg | 15mg |
ヨウ素 | 480㎍ | 260㎍ | 240㎍ |
ビタミンK | 42㎍ | 48㎍ | 33㎍ |
食塩相当量 | 0.5g | 0.7g | 0.4g |
乾燥わかめを摂取する時の注意点
わかめにはヨウ素というミネラル成分が含まれており、1g当たり0.5mgのヨウ素が含まれています。ヨウ素の1日の必要摂取量は1.5~2.0mgとされています。ヨウ素は胎児の発育を促進する効果がありますが、過剰摂取すると甲状腺機能低下症などのリスクがあるため、バランスよく摂取することが大切です。
まとめ
乾燥わかめには栄養が豊富に含まれていることがわかりました。健康的な食生活のために、バランスよく取り入れてみてください。他の食品の栄養バランスについても気になる方は、別の記事をぜひご覧ください。
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