日常でよく食べる食材を使ったダイエット方法をこれまでいくつかご紹介してきましたが、食べなれた食材でダイエットもできるのでしたら、取り組みやすいですよね。
今回ご紹介するのは「蕎麦ダイエット」です。
蕎麦も日本人にはとてもなじみのある食材ですね、蕎麦が好きならぜひご覧ください。
ではさっそく行ってみましょう！
蕎麦ダイエットの効果とは
「1日の摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくする」、これを守ることがダイエットの大原則となりますよね。
ではカロリーが少ない物なら何でも良いのか？というと少し違います。
ダイエットを考えてカロリーを控えたいなら、GI値にも注目してみましょう！
GI（グリセミック・インデックス）値とは、血糖値を上昇させるスピードを数値化したものです。ブドウ糖を基準値100として、100に近づくほど高GIとなり消化吸収が早く血糖値を上げやすいということになります。
血糖値が上がるとインスリンが多く分泌されます。
その状態になると、糖が脂肪として溜め込まれてしまいます。
さらには多量のインスリンによって血糖値が急激に下がり、すぐにお腹が減って余分な間食をしてしまうという結果を招くことになります。
蕎麦は他の主食と比べるとGI値が低いため、主食を蕎麦に置き換えることでダイエットに効果が期待できるのです。
ちなみに普段食べている主食のＧＩ値は以下になります。
＜各食品のＧＩ値＞
食パン：９１
うどん：８５
白米：８４
もち：８０
パスタ：６５
玄米：５５
そば：６４
蕎麦ダイエットの方法
1日3食のうち1～2食の主食を蕎麦に置き換えて食べるだけです。
そうすることで適度に摂取カロリーを減らすことができます。
人の体は急激に摂取カロリーを減らすと、「ホメオスタシス」という危機管理システムが働きリバウンドや健康障害を引き起こす原因になります。
ダイエットは、長い時間をかけてゆっくりとカロリーの摂取量を減らしていくことで効果を発揮しますから、「蕎麦しか食べない！」という極端なことは絶対にしないでくださいね。
美容や健康維持にも効果的
蕎麦には「ルチン」というポリフェノールの1種が含まれています。
これにはアンチエイジング効果以外にも、毛細血管を強くして脳出血・動脈硬化・高血圧の予防に効果があると言われています。
その他にも各種ビタミンが豊富に含まれていて、特に豊富なビタミンBには代謝を活性化させてニキビ予防や解消などの美肌効果もあるとされています。
まとめ
いかがでしたか？
蕎麦は何となく体に良いというイメージはありましたが、実際に他の主食と比べてカロリーも少なく健康的な食材であることが分かりました。
極端に摂取し過ぎなければ緩やかなダイエット効果が期待できますので、まずは今日のお昼を蕎麦にしてみる等で試してみてくださいね。
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